Link Checker
要求テキスト内のハイパーリンクのうち、削除された成果物や存在しなくなった Web ページを指している、行き先のないリンクを検出します。
概要と開発の背景
要求テキストは、他の成果物、規格、サプライヤーの文書、イントラネットのページなどを参照していることがよくあります。時間の経過とともに、成果物は削除されたり別の構成に移動したりし、Web ページのアドレスも変わります。リンクはテキストに残ったまま、気付かないうちに切れてしまいます。
リンク切れをクリックしたレビュー担当者は時間を無駄にし、仕様書への信頼を失います。監査人には文書管理が不十分である兆候と見なされるかもしれません。DOORS Next には、モジュール内のすべてのハイパーリンクをチェックする標準機能がありません。Link Checker は、何も変更することなく、1 回の実行でそれらをすべて検出するために開発されました。
解決する課題
- 削除された成果物や、現在のストリームまたはベースラインに含まれない成果物へのリンク。
- 「見つかりません」を返す、移動した、または応答しなくなった Web ページへのリンク。
- レビュー、ベースライン作成、顧客への納品の前に、リンクの品質を把握する手段がない。
- 成果物を 1 つずつ開き、1 回ずつクリックして手作業でリンクを確認している。
メリット
- 完全なチェック: 成果物の件数に制限なく、モジュール内のすべてのハイパーリンクをチェックします。
- 明確な診断: リンク切れごとに、not found (見つからない)、gone (削除済み)、no access (アクセス権なし)、unreachable (到達不能)、timed out (タイムアウト) のいずれかを示します。
- 読み取り専用: ウィジェットは成果物を一切変更しないため、誰でもいつでも使用できます。
- レビューと監査の迅速化: レビュー担当者や顧客に見つかる前に問題を修正できます。
使い方
- モジュールを開き、Find broken links (リンク切れを検索) をクリックします。ウィジェットがすべての成果物を読み取り、テキスト内のすべてのリンクをチェックします。
- 集計結果と、リンク切れのある成果物の一覧を確認します。成果物をクリックすると、各リンク切れのテキスト、アドレス、問題点が表示されます。
- Show in module (モジュールで表示) または Highlight in module (モジュールで強調表示) で該当する成果物に移動し、エディターでリンクを修正します。
- 一部の成果物だけをチェックするには、DOORS Next でそれらを選択します。ウィジェットがすぐにチェックします。修正後は Check links again (リンクを再チェック) で再度チェックできます。
知っておきたいこと
- 同じアドレスを使用している成果物がいくつあっても、各アドレスのチェックは 1 回の実行につき 1 回だけです。
- Web サイトによっては、他のサイトに応答内容を開示しないものがあります。その場合、Link Checker はサーバーに到達できるかどうかだけを報告します。
- 設定により、チェック対象を DOORS Next の成果物間のリンクだけに限定できます。
バージョン 3.21 の新機能
· 変更のタイトルは英語で公開しています。
- Memory stays bounded on very large modules